多死の時代により良い長寿を生きるために

長寿遺伝子に関する発見は長寿時代の幕開けといっても過言ではありません。
元来死から逃れられないという観念が、宗教や哲学・芸術を発展させてきました。
サーチュイン遺伝子の発見はそうした観念の根幹を揺るがしかねず、古くからの生命観は揺るぎ、再検討を余儀なくされているのです。
いま、私たちは最新科学の研究成果により自ら構築してきた生命観をの見直しを迫られているといっても過言ではありません。
今後の長寿時代はどのような時代になり、その中で医療はどのような役割を果たすのでしょうか、また私たちはどのような心構えで生きていけばいいのでしょうか。
いま、日本では少子高齢化が進んでいます。日本で死亡者数が出生者数を上回ったのは2005年2012年は年間115万人の死亡者数ですが2050年には180万人になると予想されており、長寿社会の幕開けと共に多死社会のでもあるのです。
日本のこのような状況で、私たちがすべき心構えは「選択」というキーワードです。
なぜ「選択」なのか。
それには3つの事情があり、一つ目は医療の選択です。現在多くの疾病に対して多くの治療法があります。その治療法を「選択」する必要があります。
二つ目は、医療の進歩は目覚ましいものがありますが一様に有効とは言えず玉石混合だといえます。つまり様々な治療法の中から自分に最適な治療法を「選択」するという事です。
三つ目は長寿時代の医療はその目的が画一ではなく今まで死を遠ざけるものだったのが、安楽死など様々なものに分かれています。
医療において何を最優先するのかその順番を決めるのは医療を受ける側の選択にかかっているからです。
人間は死から免れることはできません。何十億年という歳月をかけて手に入れたサーチュイン遺伝子を有効に活用して、病気を予防し死の直前まで命を大切にし健康で有意義な人生を送る必要があるのではないでしょうか。


トップページへ 当院患者さんの効果 公式サイトから購入